ホーム みはらのひと、ヒト 株式会社KOTOYA

2022.02.07掲載

株式会社KOTOYA  泉 太貴(いずみだいき)さん

様々な顔を持つ〈泉 太貴〉という人物


株式会社KOTOYA代表、三原商栄会連合会会長、eスポーツ協会HeSO会長…、様々な顔を持つ泉太貴さん。いったいどれが本業? そう問いたくなるが、それらは全て〈まちづくり〉というキーワードに結びついている。
地元三原の高校を卒業し、北陸金沢の大学に進んだ泉さん。京都に継いで人口に対しての学生比率が全国第2位の金沢での4年間は、その後の生き方に大きな影響を与えるものだった。学生団体を立ち上げ、数多くの地域活動に携わる中で、まちが少しずつ変わっていく様子を目の当たりにした。それも良い方向に。「おもしろい」素直にそう感じた。自らが外に向かってアクションを起こすことで、周囲が変化していくのを目にし、大きな充実感を味わった。
大学卒業後は東京の会社に就職。1年働いた後に、そこでのスキルを活かし海外中国で起業した。仕事の業績は順調に伸びていったが、日本のバブル時代を思わせるかのような仕事の進め方に、次第に疑問を感じるように。「もう一度チャレンジして、自分のやりたいことを見極めたい」そう感じ、悩んだ末に帰国を決意。中国での5年の生活に終止符を打った。

〈まちづくり〉がいつしかライフワークに


帰国し三原での再出発を決めた泉さんは、まずはほんの数ヶ月の気持ちで〈まちづくり〉に関わり始めた。手始めに、十数年ぶりに帰ってきた三原の〈いま、これから〉について、出会う人たちと語リ合うことからスタートした。とにかく、「三原をもっと魅力あるおもしろいまちにしたい」その思いを相手に伝えた。それぞれ思いが異なるところ、また重なり合い意気投合するところ、様々な会話を繰り返していく中で、もっと大きな視点で、まち全体の現状や、それを作り出す仕組みを見てみたいと感じ始めた。泉さんが〈まちづくりの担い手〉として認めらるようになるに従い、まちづくりに関わる会への参加も増え、ほんの数ヶ月という気持ちで始めた活動は、いつしか自身のライフワークになっていた。

まちづくりの方法は無限に…


その後も活動はさらに広がり、地域の魅力を発見し世の中に様々な形で届ける会社、KOTOYAを立ち上げ、三原商栄会連合会の会長職に就任…と続く。それらの活動の軸には、〈まちづくり〉が常に据えられている。泉さんの今の立場や役職は、〈まちづくり〉にあらゆる角度からアプローチする手段なのだ。思いあっての活動だからこそ、今後もその手段は増えていくだろう。
現在はUターンも含めた移住定住促進事業にも携わっている。自らもUターンした一人として、若い人たちも〈まち〉について発言でき、互いがつながっていけるコミュニティーや、地元の人と移住者が歩み寄る仕組みも作りたいと思っている。その先に見えるのは、もちろん「魅力あふれる、おもしろいまち三原」。
泉さんは、今日も どこかで誰かと三原について熱く語り合っているに違いない。

株式会社KOTOYA
泉 太貴(いずみだいき)
広島県三原市明神2-15-7
TEL.080-1902-8335
mail:info@koto-ya.com
HP:https://koto-ya.com
Instagram:https://www.instagram.com/kotoya.hiroshima/
Facebook:https://m.facebook.com/kotoya2018/
eスポーツ協会HeSO:https://he-so.com