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2022.10.17掲載

conditioning salon ulu -コンディショニングサロン ウル- 賀上里佳(かがみりか)さん

「自分の体と向き合ってみる」


「自分の体と向き合ってみる」
年齢を重ねるに連れ、その大切さを実感するようになる。
一晩眠れば、前日の疲れを忘れられていたそれまでとは違い、暮らしの様々な場面で「体の不調」を感じるようになる頃から、自分の体に目を向け始める人が多いのかもしれない。
conditioning salon ulu のオーナー、賀上里佳さんもその一人だ。

短大を卒業後、仕事をすること約15年。職場環境にも恵まれ、経理事務としてキャリアを積んできた。でも、30歳代後半に差し掛かった頃、言葉では表現しづらい心の中のモヤモヤを感じ始めるように。それと同時に、何故か体調もスッキリしない日が多くなっていった。

「体を整えたい、自分を整えたい」
その一心で整体院に通い始めた。

気づきから学びに

それから間もなく、体調が良くなり、だんだんと心もほぐれていくのを感じた。
「働いていたときに感じていたモヤモヤの原因がわかったような気がしました。自分自身、仕事でまだまだできることがあるはずなのに、自分の力に蓋をして制限をかけていたんです。結果として、それがストレスになり、体の不調につながっていたんですね。」

体の状態が整うと、考え方もポジティブになる。逆も然り。心と体は連動しているのだ。
この気づきが整体に興味を持つ大きなきっかけとなった。
その後、整体だけではなく、持続的に体を根本から整えるピラティスにも出会い、本格的に理論から学びたいと思うように。

「自分の体が変わっていくのを実感して、それをみなさんにも伝えたかったんです。」
その思いから、同時期に整体師とピラティスインストラクターの資格も取得した。

ピラティスとは


そもそも幼い頃から体を動かすのが大好きだった賀上さん。水泳、バレーボール、スノーボード…、今はフラダンスに夢中だ。それらは自分自身を健康に保つために欠かせないと感じている。そんな賀上さんだからこそピラティスインストラクターができるのでは?と考えてしまうが、実は、ピラティスは日頃からスポーツに親しんでいる人よりも、運動が苦手という人向きだという。

なぜなら、第一次世界大戦の負傷兵リハビリのために考案されたメソッドであるピラティスは、動かなくなった部分を動くようにし、自分自身で体をコントロールできるようにすることが第一の目的だからだ。

「ulu」に込められた願い

3人の男児の母親でもある賀上さん。母親という役割を持つことで、どうしても自分のことは後回しになりがちだ。でも、そんな同じ立場の母親たちにこそ、整体やピラティスに触れてほしいと思っている。賀上さん本人がそうだったように、自分の体に目を向け、ピラティスの基本原則である体の軸を伸長(伸ばす)し、心身ともに整えることで自らの状態を知ってほしいからだ。そうすることで、「心の声」にも気づけるようになる。

店名に選んだのは、ハワイ語で「伸びる・成長する」を意味する「ulu」。体の軸を伸ばし整えること、そしてなにより、母親たちや女性たちに今よりも少しずつ成長してほしいという願いが込められている。もちろん、賀上さん自身も、整体師として、ピラティスインストラクターとして、お客様とともに成長していきたいと願っている。

conditioning salon ulu【コンディショニングサロン ウル】
賀上里佳(かがみりか)
広島県三原市久井町江木134-5
TEL.080-1928-8815
OPEN:9:00-17:00
定休日:土・日・祝
HP:https://ulu.hp.peraichi.com
Instagram:https://Instagram.com/rika_kagami/?igshid=YmMyMTA2M2Y%3D